
三月五日か。
まだまだ、こちらは冬の陽気、日本でいえばたぶん二月くらいだろう。
みんなここは風がつよくて、余計に寒く感じるという。
が、マイホームタウンにくらべれば大したことはない。
今日は風が若干弱めだな、ラッキーってなところである。
昨日また、パブに繰り出したが、これぞパブって感じだった。
生のライブが十時半くらいからはじまり、
アマチュアのくせに、その質の高さにびっくりした。
ランゲージスクールの生徒が結構きており
だいだいパブにはみんな九時くらいから集まりだすようであるが、
ほんとすげえ。
音楽ガンガンで、みんな踊りまくっていた。
昨日はライブ予定では、
アイルランド伝統音楽の日
と聞いていたから、いってみたが、
ぜんぜんバリバリロックだった。
きっと予定も適当なんだろう。ノープロブレムだから。
昨日のバンドはどうやらコピーバンドらしく、
(独自のものもやってるのかもしれないが、昨日はコピーだった)
エアロスミスとか、エルビスとか、結構知ってる曲をたくさんやっており、
ボーカルも、日本で言うそこいらのライブハウスでやってるのとは大違いにうまかった。
しかも、タダ。
すばらしい!!
アイルランドはパブで有名らしいが、
これなら、有名にもなるだろうな〜。
だってすげえもん。
きっとビールもほかとくらべて、濃くておいしいんだと思う。
日本であんま飲まないから違いが分からんが、
きっとビール好きにもたまらない場所なんだろうな。
みんな踊りまくっていたわけだが、ヨーロッパ人はみな、
学校のときとは比べ物にならん位おしゃれに着飾っており
「パブにきてます!!」って感じだった。
みなほとんど夜は着替えて遊びにいくようだ。
女はこのくっそ寒いのにノースリーブでガンガン踊っており、
アイルランド人と間違えば同化する勢いであった。
アジア人も幾人かは、こなれた感じで、彼らに同化しようとしていたが、
ハタからみていると、
軽く変な阿波踊りか、
崩れた盆踊りに見える。
のは私だけですか?
このときばかりは、
ビール瓶片手に、Tシャツとジーンズで踊る外人の姿をうらやましく思うのである。
盆踊りをガイジンが着物きて踊っても、どこか違和感があるように、
うちらアジア人がガイジンと同じ風にパブで踊ってても、
やっぱり違和感は拭い去れないな〜。と思ったりした。
文化のちがいってヤツでしょうか。
今日は遅くおきて、ビーチへ行った。
シティとは反対のビーチである。
教会前で待ち合わせをしていると、
うちのクラスのデイビットが通りかかった。
ちなみに今日彼がドイツ人ではなくスイス人だということを知ったのだが、
彼は人懐っこくこちらへよってきて、「ハ〜イ」などといっていた。
彼は友達とシティーへ行くといっていたが、
うちらがビーチへいくというと、
「ビーチはこの時期、あまりいい眺めじゃないと思うよ」
と最もな意見を述べて、去っていった。
予想どおり、ビーチは寒かった。
そして、べつになにをするでもなく散歩をし、
それでも一時間あまりふらふらして、写真をとったり、近所の犬をかまったりしていた。
途中、グラススキーをできそうな広いスペースもあり、
もう少し、あったかくなってきたら、あそこへ昼をもってピクニックに行き、
芝生をダンボールで暴走したいと思った。
今日のルカはとても静かであった。
今も隣の部屋にいるんだかいないんだか、定かでないが、
今日ベンジャミンがビーチでサッカーするから、どうのこうので、
でも俺は風邪ひいてるから今日はできないなどと午前中に言っていた。
今日はできないという言葉をルカの口から聞くとは・・・。
相当体調が悪いのだろう。
昼が終わったあとも、私が二時にでかけるまでは、どうやら、昼寝をしていた様子。
目は昨日と同じく腐った魚であった。
みたところ、彼は昨日も
パブで相当ハッスルしていたので、ついにダウンか?
しかし、あの、見るからに具合悪そうなルカを、
気にも留めずに毎日どこかしらにつれまわしているベンジャミンも、
相当なノープロブレムの思想の元に生きていることだろう。
まあ、これからも、仲良くやっていってもらいたい。


